劇場公開日 1994年3月12日

「ドラクエの夢を何度も見る感じの作品」映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ドラクエの夢を何度も見る感じの作品

2020年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 好きな夢を見られる機械があればいいな~って、おっさんになった今でも思う。そんな夢を実現する「気ままに夢見る機」をドラえもんに出してもらったのび太。徐々にエスカレートしていき、結局しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンも夢に参加してもらうシナリオに変更していく。さらに夢の中からやってきたトリホーという魔物に「夢幻三剣士」というビデオを22世紀から取り寄せることになったのだ。

 内容はドラゴンクエストのイメージそっくり。夢の中でユメミル国は妖霊大帝オドロームに侵略されていて、「白銀の剣士」となるべく剣と兜を手に入れたのび太は、国の王女と結婚するために奮闘するのだ。ドラえもんはドラモという魔法使い、スネ夫とジャイアンはのび太とともに剣士となり、しずかは妖精シルクと王女シズカール。そのシズカールは結婚を嫌がり、男装して剣士の仲間入りを果たす。そして最初の敵ドラゴン退治をするが、ドラゴンを仲間にすることになるのだ。

 夢と現実の境目がわからなくなるほど毎晩夢を見続けていたが、やがて夢と現実を逆転させての活躍。ドラクエで言えば、石化は5、夢と現実は6といったところか。単純だけど冒険ファンタジーにわくわくさせられる・・・のかな。

 のび太のヌードもあるし、しずかちゃんのヌードは2回登場。自宅のお風呂では鎖骨のくぼみに水が溜まってるというこだわりも見せている・・・

kossy