ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)のレビュー・感想・評価
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笑えない位の未来になってた。
放送コードの影響で、年々削られていった金曜ロードショーの放映もすっかり無くなり、今や『カリオストロの城』のルパン三世が、ルパン三世の決定版に成りつつあるが、ファーストシーズンの魅力が一番詰まっているのは、こちらが上だと思う。
特に、不二子、次元、五ェ門、銭形のルパン三世に対する思いが、シンプルだがよくで出る。
オカルト的なストーリーも良いが、アメリカの大統領の声優を、赤塚不二夫さんが演じたのもなんか今っぽい…(予言的)
深刻な展開も、ラスト不二子の胸をスイッチの様に押してから始まる、最高のスラップスティックコメディと、三波春夫さんの『ルパン音頭』が、全てを丸くおさめてくれる、それが最高。
MX4Dで久々に見ました
最初4Dはどうだろうと思いましたがこの映画はアクションシーンが多いためアトラクションとして相性が良かったです。
また迫力のあるサウンドで今は懐かしいルパンファミリー、銭形刑事の声が聞けて良かったです。
新鮮な気持ちで見れて以前よりもこの映画が好きになれました。
仲良く最後は二人三脚(笑)
気持ち悪い脳ミソの後の、見てて安心のルパンと銭形。証拠隠滅の爆撃の中を二人三脚でエスケープなんか、大爆笑のシメすぎる(笑)何だかんだで仲良いこの二人、これからも活躍しててほしい!
壮大な物語と悪役がいい
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 75
子供のアニメの印象が強いルパン三世だが、原作の劇画とテレビシリーズ一作目は対象年齢が比較的上だった。この映画もそうした流れを汲んでいて、基本的にはルパン三世なのだがちょっと大人な場面も登場する。
この映画シリーズ第一作の優れた点は、かなり物語が壮大であることだろう。クローン人間という最先端の概念を取り入れるだけでなく、永遠の若さという人類の夢をちらつかせたりクローンを使って人類の滅亡と再生を図ったりして展開する筋書きはなかなか見事。ただの頭のいい野心家の小男だと思っていた悪役マモーの、想像を遥かに超えた超大物ぶり(体の大きさも含めて)は歴代のルパンの悪役のなかでも相当なもの。神にすらなろうとした彼は、到底ただの犯罪者という範疇には収まるものではない。
ルパンシリーズでは宮崎駿の「カリオストロの城」が間違いなく傑作であり名高いが、あれは他のルパンとは明らかに雰囲気が違う。ルパンらしいルパンという意味においてなら、そして物語の大きさにおいて本作もよく出来ていると思う。なので映像技術の時代の古さとかも感じつつもそれなりにいい作品。こじんまりと健全にまとまった近年のルパンよりも楽しめる。
ルパンアニメ映画の第一作
何度この映画を観たことだろう。
少年時代、最初に観た頃は、人間の生と死について深く考えさせられたものだ。
やがて成人してから観ても、作品のクオリティや深いテーマ性など、いつまでも色褪せることない魅力ある作品であることに変わりはない。
私は、人生においてこのまま、繰り返しこの作品をみ続けて行くことになるだろう。
今日は、金曜ロードショーにて鑑賞しました。(笑)
2011年9月2日
自宅にて。
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