劇場公開日 1974年12月28日

「大正時代の混乱と恋と逃避行。」宵待草 ミラーズさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0大正時代の混乱と恋と逃避行。

2019年11月16日
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鑑賞方法:映画館

大正時代の混乱期に無政府主義者の若者二人と令嬢の恋と逃避行を描く青春映画。

脚本はあの長谷川和彦

主演の高岡健二は、個人的にアメリカの刑事ドラマのスタスキー&ハッチのハッチの吹き替えで認識している人だか、屈託の無い2枚目で、この映画では、とてもいい。

相手役の夏八木勲もこの映画では、脂分が弱くてさわやか。

高橋洋子も美しくてちょっと変わった令嬢役を魅力的に演じている。

この三人が、ふらふらと鼻唄を混じりに道中を重ねてお互いを理解しながら、別れて男二人は、死んでいく。

「明日に向かって撃て!」(1969年アメリカ)に影響を受けていると思うが、あちら程シビアでもないが、この力の抜けた感じも悪くない。

秋冬の東北を背景を名カメラマン姫田真左久が望遠レンズ多用で切り取る絵も良い。

ミラーズ