劇場公開日 1958年7月13日

「市川雷蔵がすべて」女狐風呂 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0市川雷蔵がすべて

2020年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 サスペンスタッチの時代劇。犯人は誰だということを考えるよりも、多彩な登場人物の人間関係の面白さがある。手相を見るのが得意な竜山堂とか泥棒を追ってきた目明し二人組が滑稽で楽しませてくれる。

 後半、宿屋の広間に泊り客を集め推理するところ。疑わしい人物の申し開きを聞いていく。しかし文吉(市川)の女房の推理ははずれ、もう1度文吉が推理する・・・といった内容。こりゃエラリー・クインなんかよりも面白いかもしれない。ちょっと人物が多すぎたのが難・・・・

kossy