劇場公開日 1954年2月3日

「悲惨な戦争末期の日本の軍隊の末路」日の果て M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0悲惨な戦争末期の日本の軍隊の末路

2021年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

敗戦が濃厚となったころのルソン島での日本陸軍の実態。
降伏を迫る連合国軍、脱走を試みる兵士や規律を犯す兵士。ためらいもなく射殺を命じる隊長。
それに疑問を感じる主人公(鶴田浩二)とあくまでも命令に従う部下(原保美)。
このような葛藤の中で、島の娘(島崎雪子)と暮らし部隊に帰らない軍医(岡田英次)と親友の主人公と部下はどう考え、どう行動するのか。後半、結末まで目が離せなくなる。

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M.Joe