劇場公開日 1970年7月22日

反逆のメロディーのレビュー・感想・評価

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3.070年代の鹿島

2023年12月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

 年越しの帰省、家人不在の午前中、一本目。Prime Videoのオススメに従い原田芳雄の格好良さを確認の為鑑賞。原田芳雄にはインディー映画的な印象が強かったが、本作はきちんとしたスタジオ映画の基礎体力を感じ、地井武男、藤竜也、佐藤蛾次郎、美しい冨士眞奈美なども含め、70年代のプログラムピクチャーの安心感を感じた。

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またぞう

4.01970年当時の空気感が満載で、映画2作目ながら原田芳雄が有する大物感とカッコ良さに驚き

2022年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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Kazu Ann

2.5昭和の匂いがプンプン

2019年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

組が解散したため、故郷に帰ってきた主人公(原田芳雄)、腹違いの弟の組が新興勢力にやられっぱなしなので、助太刀に入る。
監督は澤田幸弘、佐藤蛾次郎がいい味を出している。

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いやよセブン

2.0戦後日本の社会史的視点

2015年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

 高度経済成長期の日本社会が何を失ったのか。大資本が肥え太る陰で破壊されていったものが描かれている。
 まずは「ここは砂浜だった」土地が埋立てられて港湾施設やコンビナートに変わっていく。そして、撤去されつつある古い橋。自然を含めた古い風景が破壊され、失われいくのだ。
 そして、映画の冒頭で組長による解散宣言に象徴されているのだが、それまでの任侠を旨とするやくざ組織の破壊と消滅である。良くも悪くも貧しい人々の暮らしとともにあったやくざが消えて、大企業の下請けその他の合法非合法な活動を請け負う組織が残る。
 そうした大きな変化の時代を、若き日の原田芳雄が演じる青年が駆け抜ける。

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佐分 利信