「この敗戦の責任は誰にあるのか」ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐 馬券師さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0この敗戦の責任は誰にあるのか

2019年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これを糾弾した作品は一つもない。
山本五十六は日米開戦反対だっと言うが、ではなぜ真珠湾を攻撃したのだ。
これほどの愚策があるだろうか。
わざわざ寝た子を起こしに行ったようなものだ。
南方で石油が確保できたのであれば、それで戦争目的は達成されたではないか。
真珠湾までのこのこ出かけていく意味が分からない。
これによってアメリカに参戦の口実を与えてしまった。
アメリカと戦争しても勝てないと分かっていたなら、
絶対に真珠湾は攻撃すべきではなかった。
山本五十六は日本を滅ぼしたかったとしか思えない。
そうでないのならただのバカだ。
真珠湾でもミッドウェイでもこの男は最前線にいない。
国家存亡の時に一体何をしていたのだ。
東郷平八郎とは比ぶべくもない愚将だ。
「予は常に諸子の先頭に在り」と硫黄島に散った栗林忠道。
艦と運命を共にした山口多聞。
五十六はこの二人の爪の垢を煎じて飲むべきではないのか。

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馬券師