バトル・ロワイアルのレビュー・感想・評価
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レジェンド藤原竜也爆誕作品
経済的危機による失業者の増加により権威を失った大人たちに反して加速的に暴走していく子どもたちに危機を覚えた政府は新世紀教育改革法、通称「BR法」を可決した。
最後の1人になるまでクラス内で殺し合いを強いられた城岩学園中学3年B組を描いた問題作。
当時の日本国内の雰囲気とも相まってかなり問題視された作品らしく、国会で今作を規制するべきとの声も上がったそうで注目度もかなり高かった様子。
実際現代の名優藤原竜也を始め、柴崎コウや高岡蒼甫など現在のベテラン俳優たちが出演していたりと目に引くキャストが多かった。
みんな若くて演技がちょっと大げさでニヤニヤした笑。特に栗山千明笑。全身全霊大嫌いって言葉遣い初めて聞いたわ笑。
この頃の山本太郎は癖の強いいいキャラをしていて結構好きだなぁと思った。
そしてやはり若かりし頃とあってかなかなか吠えない藤原竜也に焦ったく思っていた鑑賞後1時間過ぎ辺りで、パニクった女生徒の殺し合い現場に遭遇してしまい、なんでだよおおおと小さく嘆く藤原竜也に未来の片鱗を見た笑。
あとエンドロールがDragon Ashの「静かな日々の階段を」でアガった!
古き良き角川映画
個人評価:3.6
脚本や演出はハンガー・ゲームの方がリアリティはあるが、80年代角川映画を彷彿させる古典的な描写で作品を味付けしているので、非現実的なスチュエーションでも会話を成立させている。
秀逸なシーンは、食堂で女子高生達が撃ち合うシーン。この場面だけは、少女達の演技、演出が光るものがあり、真に迫るものがあった。
社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかり...
社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかりのグロく、ばかばかしい映画というのは、そのまま“反戦映画”として確立している。だから非難されまくるのが正しいのでしょう。話題にならないとダメなのです。ただ、これを単なる殺人技術のお手本映画としてしか捉えられない人が多いとなると、それだけ日本人は貧困な発想しかできないということをあらわしているのかもなぁ。
生き残るというサバイバルゲームの虚しさも教えてくれる。この映画を見て、「勝組」であることを誇らしく感ずるのは愚かなことかもしれません。
栗山千明、柴咲コウ、安藤政信などといった売れっ子を輩出しているのも興味深い。
とてもよかった
公開時に見た時は、原作にあったユーモアがごっそり削られていて残念な気持ちになった。小林勇貴監督が映画製作のきっかけになったとしてこの映画を挙げられていて久しぶりに見返した。するとやっぱり原作のユーモアがなく、ひたすらシリアスで息苦しかったのだが、景気良く若者がバンバン死んでいた。安藤政信さんはここから数年後『青春★金属バット』にご出演いただくことになるし、山本太郎さんは震災をきっかけに政治家になる。ここから今も活躍している人がたくさんいて、公開当時とは意味が違う面白さに満ちていた。
主要な登場人物ももうちょっと溜めてもいいのではと思うほどあっさり死んでしまう景気のいい殺人ぶりだった。
繰り返し観たい
面白かったです。生徒も先生も死に際という状況に個性が発揮されていました。この映画は残虐な映画というイメージがついてますが、2回目を見るとメッセージ性を感じざるを得ません。「バトルロワイアル特別版」を見るとよりわかりやすいと思います。いい映画です!
後にぼこぼこ作られる学園殺戮ゲームものの火付け役
クラスのほとんどの女子が好きな藤原竜也、無言の狂人安藤正信、サバイバーないいやつ山本太郎、イエロージャージので男の股間をメッタ刺しの栗山千明、頭脳派の鎌女柴咲コウ、コンピューターオタクのサードマン塚本高史、栗山の彼氏高岡蒼甫、病気しててもずっとかわいい前田亜季。
ビートたけしが本部から放送するシーンは、どれも何だか間の抜けた感じで緩急ができてる。
疑心暗鬼から女たちの集団銃撃戦からの犯人自殺の一連のシーンが印象的。あと柴咲VS安藤の対決。
あー、エンディングはDragon Ash「静かな日々の階段を」だったな、なちぃ。
久しぶりに鑑賞
以前見た時はもっと怖いって感じた気がするけど、年をとって感覚が麻痺してしまったのかな。。
同じ状況に置かれてもそれぞれ取る行動は違う。生徒達の個性がハッキリ描かれているのがいい。
特に山本太郎、柴咲コウが非常に印象的。
テンポの良い良作!!
現場の緊迫感が伝わってきます。ヤクザ映画の撮り方で若者を撮っているのが逆に新鮮ですが、画面が暗すぎるため公開年(2000年)より更に20年ぐらい古い映画に思えてきます。登場時間は短くても、生徒一人一人の個性が伝わる作りになっていて好感を持ちました。安藤政信のマシンガンが弾切れせずチート武器で笑えましたが、ラストのたけしはしつこく感じました。デスゲームの映画は実写アニメ問わず現在もある程度流行っていますが、本作を超えるものは簡単には現れないと思います。山本太郎は昔も今も精力的に活動していて本当に凄いです。
何度も見たけど
何度も見たけど、
演出が素晴らしい。
最後のキタノの水鉄砲からの
携帯を銃で撃つシーン。
これは北野武の考えた案かな?
そんな想像をしました。
今でこそこういったテーマの映画に慣れてしまってるが、
当時はかなりの衝撃があったと思う。
そして浅くない
今見ても近代映画にひけをとらないでしょう
おうち-18
小学生のとき、話題になりました。
見たことある?って。
見たことあるって子は、ちょっとヒーロー扱いされてたなぁ。
小心者なので、見たのは『キルビル』公開時です。
タランティーノがバトロワの栗山千明を絶賛してたから、見てみようと。
単純にアクション(?)映画としては面白いです。
そんなに言うほど怖くはないけど、中学生同士が殺しあうというショッキングなテーマだから、R指定なのかな。
ただこれに深作監督が込めたメッセージはようわかりません。
安藤正信がかっこいい。役柄的にも。
藤原竜也が、コナンくん並みの巻き込まれ率でヤバい状況に陥る役をやりだしたのは、このときくらいから?
昔からこの人上手いんだなぁと思いました。
ツッコミどころは多いが
見栄えの良いアクションでの演出を避けて、たどたどしく泥臭い殺し合いを描く事によって作品の世界観を出したのはさすがの深作演出。
ツッコミどころの多さはご愛嬌。合理性に囚われていては人間らしさは描けないという拘りでもあるのかと思った程意味不明で合理性を欠く選択をする人物が多い。
映画の限られた時間で描ける範囲はすごく限られているのに、それにしては上手くクラス全員を描けていたのではないだろうか。人間模様や心理描写の裏書がしっかりできている分『ハンガー・ゲーム』より味わい深い作品になっている。
役者陣は若いのもあるが舞台演技が過ぎてくどい印象が鼻についたが、中学生の設定なのでそれくらいでも悪くないかも。
藤原竜也はどの役でも同じ演技だな。
柴咲コウ、前田亜季は良かった。
マンガかライトノベルのレベル
それを当時の識者やらマスコミから、叩かれた為に売れたようなものだろう。
映画としてはまさにB級で、血糊も適当。
撃たれても中々死なない生徒たちなど、皆、身体が頑強だ。
新進気鋭の当時の若手が揃っており、気合いで乗り切る演技(決して上手くない)を見せてくれます。
今、観てもCGが少ないだけで、昨今のどうでもよいこの類いの邦画と比べても遜色ありません。そう言う意味では17年前の作品のクオリティが高いと言うべきなのかもしれない。
しかし、訴える内容は理不尽に晒される中校生(笑)の殺し合いとBR法の無意味さだけで、この作品のヒットした理由が不謹慎と思われるものを突きだし、炎上させて売ったとしか思えない。
当時としては相当上手く煽って売ったと思うから、一種の炎上商法だろう。
ただ、こんな悪法が平然と国会を通る様な世の中にはなってほしくない。
ただ、腹腹時計が出てきたのはやり過ぎだし、あの映画をあちこちで上映された時は賛否両論の否が体勢を占めたはず。煽って売るやり方は同じだが、メジャーで煽りまくるとバトル・ロワイアル。
アングラで煽りまくると腹腹時計になるのかも(笑)
終始ハラハラした
わ~!!!面白かった!!!
すごいなぁって思いました。
山本太郎のキャラ良いなぁ…
2018/10/12
DVDでお友達の家で観ました。中学生ながらに心中する2組が割と好き。ハンガーゲームがこの作品にインスパイアされたらしい。
キャスト陣だけでも見る価値あり
現在活躍中の俳優、女優さんが数多く出演しています。柴咲コウの演技は昔から頭1つ抜けてると思います。
それとビートたけしの狂気っぷりがこの映画を見る上で欠かせない要素だと思います。
是非体感して欲しいです。
うーん、なんとも難しいテーマだ…。
昔原作を読んで衝撃を受けたので、いつか映画も観てみたいと思い今回初めて鑑賞しました。うーん、原作の内容はほとんど覚えていないけど、こんな感じだったかな?と。時々現れるメッセージ表示が、シンプルなだけに、かえってぐろく感じ、なんとも言えない気持ちになりました…。いま活躍する人たちが何人かいて、みんな若くてかわいかったです。
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