劇場公開日 1959年11月22日

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「お正月前後に最高の時代劇を観たいなら、本作をお勧めします!」薄桜記 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5お正月前後に最高の時代劇を観たいなら、本作をお勧めします!

2019年11月19日
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これは面白い!傑作時代劇です!
内容は、(忠臣蔵+丹下左膳)×夫婦愛

脚本が元祖丹下左膳の伊藤大輔で原作を上手く切るところは切る、間引くところは間引く、伸ばすところは存分に伸ばして見事な出来映えです

この脚本によって、ヒロインの薄幸と早咲きの糸桜により焦点が当たっており、題名が一段と内容にマッチして味のあるものになっています

市川雷蔵の燻し銀の演技にしびれます
クライマックスの三段剣法のシーンはのめり込みます

ヒロインの真城千都世はもっと美女を配役すれば良いのにと序盤思っていたのが、ラストシーンではもう泣かされて、この配役が見事であったことを思い知らされました
勝新太郎はまだ若手二枚目の扱いです

お正月前後に最高の時代劇を観たいなら、本作をお勧めします!

あき240