劇場公開日 1967年8月3日

「大日本帝国のお葬式」日本のいちばん長い日(1967) カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5大日本帝国のお葬式

2020年12月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.5
日本人のアイデンティティが切り替わる日。現代の全ての日本人が見るべき作品である。最後の坂下門の間の芝生上で畑中が自決する場面。白黒映画だが、たしかに桜が散る儚い色を画面から見る事ができた。
2015年版のリメイクは天皇陛下の国民への愛が感じられる作風だったが、オリジナルとなる本作は、日本人がいかにして戦争に臨んだか、日本国を守るとはどういう事や、大和の軍人であるコトの意味などを掘り下げていると感じる。
この時代全ての軍人は、当たり前なのだろうが、三島由紀夫が心酔した美しい精神の中に生きている。
日本人があの日以来、失った日本国というアイデンティティがここにある。

カメ