劇場公開日 1967年8月3日

「リトマス試験紙」日本のいちばん長い日(1967) ひぃちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0リトマス試験紙

2018年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

何かを感じる=日本人
何も感じない=外国人

昭和天皇御自身もご覧になったというのが興味深い。
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その時代を生きて辛酸を?舐めてきた人間たちが名優となって
図らずも演じることになった、という背景が名作を生むきっかけになったと
思います。

今の日本の若者も決して嫌いじゃないし、
この映画で感じる「今の若者の、昔の若者に比べての良さ」も分かります。

ただこれは実録動画のようで、映画とは思えない迫力があって、
きっと戦争の頃の日本は本当にこんな感じだったんだろうなという気持ちに
なって、
ただ、その頃の時代というものが「見えた」ことが有意義だったと思います。

昔に習って、こうしろああしろ、という気持ちにはなりません。
単純に「何かを感じた」それだけです。
それが日本人である証拠なんでしょう。

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ひぃちゃん