てなもんや三度笠

劇場公開日:

解説

テレビの連続コメディ、香川登志緒原作を「いれずみ半太郎」の野上龍雄が脚色、「夜霧の上州路」の内出好吉が監督した時代喜劇。撮影は「唄祭り赤城山」の羽田辰治。

1963年製作/81分/日本
配給:東映
劇場公開日:1963年6月9日

ストーリー

ヤクザあんかけの時次郎は、喧嘩は弱いが、ハッタリをきかすのはうまい、大阪生れの浪花っ子。ひょんなことから口八丁・手八丁の小坊主珍念と知り合い二人の道中が始まった。その頃、殺し屋仲間では誰もが清水次郎長を斬って、日本一になろうと清水を目ざしていた。時次郎達も清水へ向った。途中例のハッタリで殺し屋仲間のリーダとなった二人だったが、だんだん恐しくなってきた。殺し屋どもの金を持って逃げようとしたが発見され殺し屋を斬ってうまく逃れた時次郎は、すっかり自信を持った。彼は珍念のとめるのもきかず次郎長の首をとろうと出発した。二人は、清水港で次郎長一家に草鞋をぬいだ。ちょうどそこへ浪人黒手一角から果し状がきた。ところが次郎長一家は食当りで苦しんでいた。時次郎が次郎長一家にかわって一角に立ち向わなければならなくなった。時次郎と珍念は奇策を用いて一角を倒した。一角の子分遂に囲まれ危くなった時、次郎長達がかけつけ、二人は無事に助けられた。

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映画レビュー

3.0口八丁手八丁、豪華でんな

2022年8月8日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

50代の私には、昭和の懐かし番組等の断片映像でしか記憶には無く、また豪華キャスト陣の面々も全盛期を知る由もなく、ただ吉本新喜劇や関西ローカル番組を観ていた上での感想ですが、とにかくサービス精神が旺盛。

若い藤田まことさん、綺麗な顔ですね。
白木みのるさんは、口上も歌も名人芸。

出てくる人皆、口八丁手八丁で楽しませてくれます。
リアルなセットと衣装でいきなり現代口調になるセリフ回しは、思わず吹き出してしまいました。

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K・M

3.0【吉本新喜劇、チャンバラバージョン。こんな昔から、今でも使っているギャグを使っていたんだね!】

2022年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

幸せ

■清水次郎長を斬って日本一になろうと夢を抱いて清水港を目指す連中でひしめく東海道。そんな連中の1人である落ちこぼれヤクザ・あんかけの時次郎(藤田まこと)は相棒の珍念(白木みのる)と共に清水港を目指していた。
 ひょんなことから時次郎は次郎長を狙う殺し屋たちに祭り上げられてしまい…。

◆感想

・60年代に一世を風靡した国民的人気番組の劇場版だそうだが、良くは知らない。
但し、微かに記憶に残る、藤田まことや花菱アチャコ、大村崑の若き姿は、ギリギリ認識。

<吉本新喜劇って、凄いなあ・・。>

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NOBU
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