dead BEAT

劇場公開日:

解説

ヤクザの車を盗んでしまったことから、事件に巻き込まれることになった男たちを描いたハードボイルド。監督は「超アブノーマルSEX 変態まみれ」の安藤尋。脚本は「狼たちの復讐」の伊藤秀裕と「ビーストウォーズ2 ライオンコンボイ危機一髪!」の長田敏靖、「富江」の及川中、そして安藤監督の合作。撮影を「富江」の鈴木一博が担当している。主演は「日本黒社会 LEY LINES」の哀川翔、「借王6」の根津堪八、「がんばっていきまっしょい」の真野きりな、「trancemission」の村上淳。

1999年製作/81分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ(配給協力 スローラーナー)
劇場公開日:1999年8月7日

ストーリー

寂れたバー・boreを経営している元ヤクザの柴田は、妻と娘の3人で静かな生活を送っている一方、裏では借金の返済に追われ、仲間の真とつるんで盗難車の売買に手を染めていた。ある日、真が盗んだベンツから左目に眼帯をした若い女と大量の札束が発見される。エミと名乗るその女には記憶がなく、彼女は柴田に内緒で金をネコババした真の家に居着いてしまう。その頃、車を盗まれたヤクザの上村が、躍起になってその行方を追っていた。実はエミは上村の愛人で、札束は上村が組織の金を横領したものだったのだ。車から足がつき、柴田たちのことを突き止める上村。しかし、それを知った真がエミと札束を抱えて逃走。上村はふたりを追うも、彼もまた組から追われる身となっていた。真とエミ、上村、そして組織。彼らの対決現場に遅れて到着した柴田がそこで見たものは…、累々と横たわる死体であった。その中から真の遺体を探し、車に乗せた柴田。彼は、静かにその場を去った。

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