劇場公開日 1993年11月6日

「【在日朝鮮人のタクシードライバーとフィリピンパブで働く女性との関係性を濃いサブキャラのタクシー運転手たちの姿と共に描いた悲喜劇。】」月はどっちに出ている NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【在日朝鮮人のタクシードライバーとフィリピンパブで働く女性との関係性を濃いサブキャラのタクシー運転手たちの姿と共に描いた悲喜劇。】

2023年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■元同級生が切り盛りする金田タクシーで働く在日コリアン・忠男(岸谷五朗)。
 共に働く従業員もパンチドランカー・ホソに出稼ぎイラン人・ハッサンなど、風変わりな連中ばかりだった。
 ある日彼は、母の経営するフィリピンパブのホステス送迎で新顔のコニー(ルビー・モレノ)に出会う。

◆感想

・今作の原作を書いた梁石日のエッセー「タクシー・ドライバー日誌」を学生時代に読んで、”過酷な仕事だな・・、”と思ったモノである。
  だが、今作はそこにそこはかとないエレジーと可笑しみを融合させている点が、印象的である。

・役者陣も、当然ながら無茶苦茶若い。
ー 岸谷五朗、遠藤憲一、麿赤児、國村隼・・。現代の邦画を代表する方ばかりである。亡き内藤陳さんまで出演している。-

<だが、矢張りこの作品の魅力は、フィリピンパブのホステスのコニーを演じたルビー・モレノさんであろう。
 あの独特な関西弁は暫く、耳に残りそうである。>

NOBU