劇場公開日 1935年6月15日

「シェイは丹下、名はシャジェン」丹下左膳余話 百万両の壺 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0シェイは丹下、名はシャジェン

2023年5月2日
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なんでこんなに面白いんだろう。初見から30年以上経つのに、いつ見ても新鮮‼️これは話術の妙というか、山中貞雄監督のセンスの良さですね。やはりキモは左膳とお藤のやりとり。強がってはいるが、お藤には頭が上がらない左膳。そして子どもが大嫌いとか言いながらチョビ安を大層可愛がるお藤。大河内伝次郎さんはもちろん、お藤に扮した喜代三さんも素晴らしい。そして天才山中貞雄監督‼️日本映画の歴史を振り返って一番不幸な事は「抱寝の長脇差」「国定忠治」「街の入墨者」といった山中貞雄監督の傑作群が戦災で焼失し、観る事が出来ない事です・・・

活動写真愛好家