劇場公開日 1974年6月29日

「桃井かおり」青春の蹉跌 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0桃井かおり

2022年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

 “青春”と名のつく小説に憧憬を抱き、読み漁っていた青春時代。この作品にも興味を持って読んでしまった。映画の方も民放の深夜枠で見たのだが、今見るとまた違ったものに見えてくる。なぜだかヒッピーとか学生運動の色が濃く出ていて、何を言いたいのかわからない前半。かといって原作の中味は思い出せない・・・ただ、アメフトなんてやってないし、司法試験の難しさや、勉強中の心の躓きとか、そんな印象が残っているのになぁ。

kossy
満塁本塁打さんのコメント
2022年11月23日

すみません今貴殿の他作品への最新コメントで気付きました😰。おっしゃるとおり【蒼氓】は難しすぎて断念ですが【青春の蹉跌】は学生目線でわかりやすい。司法試験はおっしゃるとおりだんだん間口が広がってきて、今パチンコで言うフィーバー状態。なんでもアメリカのマネ🇺🇸で墓穴掘ってますね。普通のふつうの民間の勤め人や公務員より稼げない弁護士何割かはいる【しかも法科大学院の費用が莫大】でしょうから。日本医師会と違い日弁連の力の無さを痛感します。ありがとうございました😭。私も大学入学時一時司法試験でも・と考えましたが、基本勉強好きでないので、ハナから諦めました。正解でした。突き進んでたら今頃ニートさんでした。😊またよろしくお願いいたします。

満塁本塁打
kossyさんのコメント
2022年11月18日

満塁本塁打さん、いつもコメントありがとうございます。
石川達三は第一回の芥川賞作家でもあるし、必読書の一つですよね…さすがに「蒼氓」は難しかった(汗)
原作読んでると映画の評価も下がってしまいますが、この頃から司法試験の狭き門が少し広くなりましたね〜俺には無理!

kossy
満塁本塁打さんのコメント
2022年11月17日

青春の蹉跌は昭和末期青春世代は、かなり高率で読破率高かったですねぇ。薄いですし、インテリ志向の学生は皆んな本棚にありました。石川達三。ただ、司法試験自体がかなり違ったものになってしまいました。昔は根性勝負。35歳くらいの合格者「受験新報=今は多分ない。予備試験受験はほんのわずかですね」の雑誌に載ってました。映画はかなり趣が違いますね。アメフト🏈どころかスポーツなんて原作には無いですし、なんか当時の1974の描写とリズムが生々しくて、洗練されていない。ショーケンと桃井かおりが生々しい昭和40年代末期。むしろ小説の方がわかりやすく受け入れやすい稀有な事例ですね。同時期の「砂の器」と逆のパターンですが、実は根本的なテーマは同じ。ちなみにキネマ旬報同年の2位が「砂の器」4位が「青春の蹉跌」、一位は「サンダカン八番娼館 望郷」でした【同社の95回全史購入して、受け売りです。何考えてんだか評論家は・・サンダカン見事に忘れ去られてます。砂の器にきまってるのに・・】長文すみません🙇‍♂️😊

満塁本塁打