劇場公開日 1975年2月15日

仁義の墓場のレビュー・感想・評価

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3.0ヤクザの中のヤクザをヒーローに出来た幸福な昭和

2020年12月19日
iPhoneアプリから投稿

不粋な公権力は悪、義理堅いヤクザが寧ろ善と幻想し、ヤクザの中のヤクザをヒーローに出来た幸福な昭和の歴史資料。
この男は只残虐で自堕落な薬物乱用者だろ。
実は深作欣二のブレまくるカメラは苦手。
この瞳のギラつきは渡哲也から弟の渡瀬恒彦に託されたのね。

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きねまっきい

3.0岸谷五朗

2020年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

リメイク版の岸谷五朗を先に見ていたらやたら渡哲哉がかっこよく見える。多岐川裕美かわいい。

渡哲也があまりに立派なもんで、ヤク中役の田中邦衛が妙に際立つ。田中邦衛さんこれ必要だったんだろうかとニヤけてくる。

遺骨食いながらカツアゲは珍妙さと禍々しさがあっていいですね。

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filmpelonpa

2.5伝記映画として見れば

2019年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

そんなに悪くないと思う。

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奥河内多忙丸

4.0深作欣二監督にしか、他の誰にも撮れない作品

2019年10月28日
Androidアプリから投稿

正に仁義の墓場
仁義なき戦いの三倍は面白い

ヤクザ組織のヒエラルキーなぞ、どうでもよいという真のアウトローの姿に焦点が絞り込まれている
脚本も、強烈な印象を残す演出も、配役も
俳優陣の演技も何もかも見事そのもの
深作欣二監督にしか、他の誰にも撮れない作品だ

焼骨を食べるシーンは最早伝説
渡哲也の演技は演技というものを突き抜けて、異常な男を画面の中に現出させている

赤い風船とは一体何のシンボルだったのだろう?
もしかしたら彼が考える仁義のシンボルだったのかも知れない
石川が墓に仁義と大きく彫らせた意味を監督が解釈した映像表現だったのだと思う

多岐川裕美の配役は特に秀逸
彼の人生のもうひとつの赤い風船であったことを見事に表現した配役と演技。それを引き出した演出と撮影だ

1946年の新宿、大阪西成のシーンは目を奪われる強烈な再現ぶりだった

ラストシーンの墓がある寺は西新宿7丁目に今も実在します
日蓮宗 常圓寺という寺です
大ガードから青梅街道を西新宿に向かって徒歩10分程、末広がりの形で有名な超高層ビルの向かいです

近くの高層ビルから寺を見下ろすと
ラストシーンそのままの光景を今も見ることができます

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あき240

4.0実録路線東京破天荒ヤクザバージョン

2019年5月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

石川力夫の半生記
渡哲也でかい!もうサングラスしてる。多岐川裕美を犯した後やっと外した20分ぐらい
まさに狂犬
大阪で肺結核とシャブと田中邦衛と出会う
遂に辰兄ぃにまで
野方警察!
官憲にまで銃を向ける
石投げられるって
手持ちカメラでブレブレ
多岐川裕美が不憫でしょうがない
骨食いながらカツアゲって怖すぎる
こんな投身自殺の描写初めて見た

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消されるので公開しない

3.5狂犬

2019年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

終戦間もない新宿、三国人(中国人、朝鮮人、台湾人)がそれまでのストレスを発散する中、日本のヤクザも混迷していた。
そんな中で現れたのが主人公(渡哲也)、ヤクザの社会でも適応できなかった狂犬のような男の物語。
監督は深作欣二。

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いやよセブン

3.5深作欣二 × 渡哲也

2018年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

渡哲也が死神的ヤクザ石川力夫を演じているのだが、これがもうヤバイヤバイ。破滅しか道のない男そのもの。深作演出もグイグイ来てた。

ドキュメンタリー風ナレーションの小技も効き、この死にゆく者を冷たく捉えていた。渡哲也の暗黒面の極北。

役者はいつもの面々だが皆良い。特に梅宮辰夫と成田三樹夫。多岐川裕美が美しい。音楽もあの音色で盛り上がる。血糊が噴出す東映テイストたっぷり。
深作欣二映画としては外せない一本。

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散歩男

4.02回目。面白い。ながら視聴で観るつもりが一瞬も目が離せなかった。セ...

2016年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

2回目。面白い。ながら視聴で観るつもりが一瞬も目が離せなかった。セリフは一言出番はちょっとの成田三樹夫の完璧なまでの仕上げり具合に改めて彼に惚れ直した。

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自由の座