劇場公開日 1968年12月28日

「市は渡世人だから義理で殺しも請け負わざるをえない。全く関係のない男...」座頭市喧嘩太鼓 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5市は渡世人だから義理で殺しも請け負わざるをえない。全く関係のない男...

2019年7月12日
PCから投稿

市は渡世人だから義理で殺しも請け負わざるをえない。全く関係のない男を斬るが悪党たちの狙いはその男の姉、お袖だった。みたいなはじまり。

座頭市といえば賭場でサイコロの出目を音で見極める、敵のイカサマを見抜き居合い一閃あびせる、隠し場所をスパッと斬ってすり替えたサイコロがポロッと出てくる、巧みな話術で金を巻き上げるなどのシーンがすぐに思い浮かぶが、今作品では座頭市が自ら仕掛けのあるサイコロを使って壷ふりをするも見破られるという残念展開。ここが一番いやだった。

ボコボコにされて簀巻にされるもそのままの状態でひょっこり起き上がって悪党蹴散らしたり、馬にしがみついて爆走して馬が止められなくて落馬、崖から落ちるなどいろいろコミカル目立つ。

話は面白いし殺陣もいいのだけれど、TV版な雰囲気。

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