ゴト師株式会社III

解説

白夜書房『漫画パチンカー』連載中の同名漫画(作・下田一仁、画・佐原充敏)を原作にしたシリーズ第3作。パチンコのイカサマで儲けるゴト師グループと、それに立ち向かうゴト師株式会社のメンバーたちの活躍を描くドラマ。監督はVシネマ「のぞき屋稼業」の後藤大輔。脚本は後藤と井川耕一郎、撮影は志賀葉一が担当。根津甚八以下のレギュラー陣に加え、中嶋美智代、喜多嶋舞らがシリーズ初登場。

1994年製作/日本

ストーリー

パチンコのゴト師(イカサマ)グループの不正を暴くゴト師株式会社社長・君島は思い出の地・直江津を訪れる。昔世話になったパチンコ店、ミスター・パチンコを訪れた彼は、社長となった恩人の娘・早苗と再会を果たす。君島はそこで悪質なセット・ゴト(台のチップに細工をするイカサマ行為)を目撃した。黒幕は″右手″と呼ばれる男で、この男は実は昔の君島の親友で死んだはずの、″カギ″であった。彼らはかつて悪徳ホールを狙うゴト師だった。ホールに忍び込んだ時、君島はからくも逃れたが、カギはつかまり右手をつぶされた上、5年間刑務所で苦汁をなめたのだ。君島は″右手″が考案したチップのからくりを解き、すべてのチップを入れ替える。警察による監査も、警察側のチップをすりかえることでかわし、こと無きを得た。敗北した″右手″は巨大な組織によって抹殺されてしまった。

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