ゴジラVSビオランテのレビュー・感想・評価
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生命を冒涜する人類へ鳴らす警鐘
◯生命を冒涜する人類へ鳴らす警鐘
核兵器によってゴジラを作り出した人類が、
再度ビオランテを作り出してしまう皮肉。
◯バラエティに富んだ展開
前作同様の怪獣と超兵器に加え、
ヤクザもののようなドンパチや、
エスパーの登場、遺伝子工学など、
いろんな要素がありながら、
バランスよくまとまっている。
◯川北特撮の魅力
今作から川北紘一が特技監督に。
ビオランテのシーンは凄い。
◯ビオゴジ
とにかく顔が良すぎる。
(84から変わりすぎて別人?)
熱戦も迫力あるビーム状に。
◯遺伝子怪獣ビオランテ
ゴジラ×植物×人。
狂気の遺伝子工学が生み出した怪獣。
不思議なオーラがある花獣形態。
突進が大迫力の植獣形態。
◯三枝未希
VSシリーズの主人公とも言える
エスパー少女。
◯名言の宝庫
センスある名言多数。特に権藤1佐。
「勝った方が我々の敵になるだけです。」
「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん」
「同じ事を繰り返している限り、新しい時代とはいえません」
「ゴジラでもビオランテでもない、
本当の怪獣はそれを作った人間です」
△ビオランテの活躍が短い
映画内でいろんな要素がある分、
怪獣同士の対決は短くなり、
ビオランテがあっさり負けた
ように感じる。
△抗核バクテリア作戦
効果を出すためには
ゴジラの体温上昇が必要など、
手間がかかる。
前作で絶大な効果があった
カドミウム弾を使わないのは
不自然?
ビオランテがグロかっこいい。初期形態の時点では黄色い溶解液(?)垂...
ビオランテがグロかっこいい。初期形態の時点では黄色い溶解液(?)垂らしてなんか気持ち悪いだけだったけど、終盤の形態は禍々しいワニのような顎と歯、ゴジラより圧倒的にデカい、噛み付く頭のついたつる、と今までの怪獣にはあまりなかった見た目がグロいながらもかっこいい。
ひとつケチつけるなら、初期形態で燃えたあと粉が急に集まって復活というのはちょっとご都合主義に感じたかな。
ストーリーは科学の暴走ってところだろうか?運良くゴジラ倒せてなんか知らんけどビオランテ消えたのでめでたしめでたしだったけど、ビオランテそのまま残ったら…もし繁殖したら…ゴジラ以上にやっかいだよなあ。その意味では暴走する科学を象徴する博士がビオランテ消失とともに殺されるのも因果応報ということなのか…。
そのほかのところでは、スーパーX2とかいうずんぐりむっくりマシーンは全然かっこいいとも思えなかったのに、ビオランテよりずっと登場してる時間が長くて正直退屈だった。ビオランテのストーリーに絡むわけでもなく何かの伏線でもなく蛇足か自己満足だろうアレ…。
全体に暗く陰鬱な空気が漂うシリアス寄りなストーリーとビオランテのかっこよさからファンの人気が高いんだろうけど、もう少し煮詰めたらもっといいものになったんじゃなかろうかという気もする。
すまない。寝てしまった。
個人的にはつまらんな。しばらくゴジラシリーズはいいかな、、
プライムビデオで鑑賞。
ゴジラからとった細胞はゴジラに有効。
その細胞でいろんなことできるからみんなに狙われている。
白神博士がその細胞をつかって昔の娘の細胞と植物細胞とゴジラ細胞を混ぜたのがビオランテ。
デーモン小暮、鈴木京香若い。
けっこうよかった
人間ができる範囲でゴジラに対抗しようとしている姿が涙ぐましい。スパーX2が今の感覚ではドローンで、ゴジラにけっこうダメージを与えていた。
あまり動けないビオランテにゴジラが付き合ってあげている感じだった。
勝った方が、人類の敵。
ゴジラ・シリーズ第17作(VSシリーズ第1作)。
Blu-rayで鑑賞。
コミカライズは未読です。
前作に続き、ゴジラと人類の攻防をシミュレーション的に描きつつも、人間のアクション・シーンや新怪獣ビオランテとゴジラの死闘などを散りばめ、よりエンターテインメント性を濃くしたストーリーが光る娯楽大作に仕上がっている本作。
メジャー級の俳優陣が豪華共演し、物語に華を添えていました。特筆すべきはVSシリーズに共通して登場する超能力者、三枝未希の初登場。ヒロイン的立場では無いものの、ゴジラと直接対峙する見せ場もあって今後に期待が持てる活躍でした。
こちらも初登板となった川北紘一特技監督の演出による特撮シーンがとにかく素晴らしい。ダイナミックな構図や演出が効果的に作用する場面の連続で、火薬量も申し分無し。
お気に入りなのが大阪ビジネスパークでのゴジラとスーパーXⅡのバトル。スピーディーな演出が凝っていて何度観ても手に汗握る。権藤一佐の死も相まって好きなシーンです。
ビオランテ(植獣タイプ)の操演もアナログ特撮ならではの味わいがある。植物怪獣のくせに、この巨体が突進してくるのかと云う意外性もありつつ、撮影現場の苦労が忍ばれます。
ゴジラ細胞を巡るバイオ・メジャーと大国の暗闘、バイオ・テクノロジーが孕んでいる倫理的な側面などを通して、最新技術を扱う人類のモラルが問い掛けられていました。
ゴジラ・シリーズは、その時々の時事問題を取り入れ、都度警鐘を鳴らして来ました。ゴジラそのものの持つテーマ性が、それを容易にしているのかもしれないと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2020/04/17:Amazon Prime Video
2021/02/20:Netflix
2021/12/31:4Kデジタルリマスター版(日本映画専門チャンネル)
※リライト(2023/10/29)
「ゴジラさん、やっぱ薬は注射より飲む方が一番だぜ」
平成ゴジラvsシリーズと言われる第17作目です。前作で東京を破壊したので今回は大阪を破壊します。そう、東京の次は大阪なのです。ゴジラさん、ちゃんと集客できる地域をわかってらっしゃる。
本作ではゴジラ細胞から生まれたビオランテさんが相手です。植物の割りに物凄くアグレッシブに動きます。フと疑問に思ったのですが、科学の事は良くわかってなくて何ですが、動物と植物の細胞って実際混ぜ合わせる事は可能なのでしょうか?更に人の細胞もプラスさせた?それで人の心を持っているという事は細胞に心が宿っているって事?そう言えば最後にビオランテさんは何処から現れた?空から種子みたいなのが降ってきた後にいきなり地面の中から出てましたよね?あれは種子が急成長したという設定なのでしょうか?考えれば考えるほど不思議です。
な~んて真面目に考えるのも野暮ですけどね。
まぁ、そんな事言い出したらゴジラの吐いてる熱線なんやねんって話になりますし。生物なのに口から光線吐くって見れば見るほど不思議です。きっと空想科学読本あたりで分析してくれてるに違いない。
などとツッコミつつもビオランテの造形は好きでした。特にあの歯がいっぱいある所とか。本作では最後あれ一応ビオラが勝ったんですかね?決着がちょっと分かりにくかったです。
ストーリーはゴジラ細胞に対して外国の思惑とかも絡んできてけっこう大人向けです。外国人役の人が皆さん棒演技なのが残念ですが、あのストーリーで当時の子供は楽しめたのでしょうか?確かに核を台無しにする兵器なんてあったら世界のパワーバランス崩れますね。でも原発事故で活躍しそうなので現実世界でも是非とも開発してもらいたい物です。
そう言えば若干21歳の頃の鈴木京香がスーパーXⅡのオペレーターで出てました。当時から美人さんだったんですね!
ゴジラってこんなもんだったっけ
平成シリーズで一番良作と聞いたんで期待したんですが…。
シナリオは「大人っぽい」という程度で、外国人の刺客とか生物学に対する考え方の話とか、いい材料があるのに、映画としての伝え方が雑というか…。
シンゴジラ観た後なんでショボく見えちゃったんでしょうか。
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