劇場公開日 1956年7月12日

「ださカッコいい。」狂った果実(1956) エイジさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ださカッコいい。

2015年6月13日
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石原裕次郎の実質デビュー作なだけにセリフが棒読みなのが気になったがそこは裕次郎のオーラでカバー(笑)そもそも当時の日本映画って早口なセリフが結構多い。特に七人の侍なんてほとんど聞き取れない(笑)当時はそれが普通だったのかな?
でもこの映画は若い男女の恋愛観や葛藤や嫉妬がストレートに演じている。棒読みの裕次郎もそこの演技は上手かった。クライマックスはちょっと衝撃でビックリ。ドラマ高校教師(桜井幸子)以来の衝撃的でした。と思わせる技術はさすがって感じです。男女のやりとりも素直で純粋で素の男女の感性を見れた気分で観て良かったと思う映画でした。

エイジ