勝手にしやがれ!! 黄金計画のレビュー・感想・評価

2024年5月26日
映画 #勝手にしやがれ!! 黄金計画 (1996年)鑑賞

ある老人の捜索を依頼された雄次と耕作だったが、発見直後に老人が急死したのを機に、その孫娘や悪徳警官までをも巻き込む予期せぬ事態へと発展する

#前田耕陽 演技そうでもないのに何でこんなに出てたんだろう
#哀川翔 の発声も不思議

相変わらず私には合わない今シリーズ。しかし、今作はヒロイン藤谷美紀が抜群にかわいい、広末涼子を彷彿とさせる。
刑事生き埋めはちょっと面白かった。ラストは予想できました（笑）
BS12

　とんでもないほどの盗癖のある律子。雄次の家（2作目までは元魚屋だったが、今回からは元あおぞら託児所）から売れそうな品々を勝手に持ち出し露店で売りさばこうとしていた(笑)。前作では笑えなかったゲストキャラも、今回では失笑炸裂！

　波多野老人の捜索を依頼してきた男たちは、雄次たちに名誉挽回させようとばかり、今度は律子を探せと依頼してきた。律子を探す理由もわからなかったが、依頼人に引き渡すかどうかは律子自身の判断にまかせようとしていた2人。そんな彼女は祖父からもらったという宝の地図を持っていたのだ。そして居候していた律子が帰ってしまった後、鈴木先生（大杉連）が10年前の銀行強盗事件の記事を見つけ、宝の地図が現実味を帯びてくる・・・

　天真爛漫すぎる藤谷美紀が好演！3人の共同生活といったところも青春そのもの。依頼主である西（諏訪太朗）と猫島（三上剛史）も本音で語り始めた頃、なぜだかイカレた悪徳刑事の九条（大鷹明良）が現れ、ドタバタの宝さがしと展開する。九条が西、猫島を射殺し、なんとか彼を撒こうとする3人だったが、彼はトラックに撥ねられ死亡・・・というブラックな展開。宝は見つかったものの、それは5000万という現金ではなく、祖父が盗癖のある律子のために両親の遺品を隠しておいたという結末。それでもどこかに5000万円があるんじゃないかという謎だけは残しておいたストーリー。ワーゲンそのものに秘密がありそうな・・・

　ジャマイカへ行くという夢を持つ天然の律子。貧乏生活脱出などという雄次と耕作もいいけど、藤谷美紀を今後のシリーズにも登場させてあげたくなる！