劇場公開日 1976年7月31日

「戦時中の儚い恋」風立ちぬ(1976) 重さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5戦時中の儚い恋

2020年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昭和17年、山口百恵扮する水沢節子は、三浦友和扮する結城達郎と芦田伸介扮する節子の父、外交官水沢家の軽井沢の別荘にいた。松平健扮する兵隊になる大浦もいた。まだ女学生の節子に見合いの話が来ていた。結城は、東京の大学に行く事になったので挨拶に来た。結城は、節子の父に挨拶に行くと節子に言った。しかし、結城の兄は戦場へ向かう男が結婚すべきではないと反対した。折しも大浦が戦死し、結城は節子の父に報告した。結城は、死ぬ事が分かっていて結婚の話は出来ないと言った。節子の父は、何とか生きのびる事を考えようと言った。節子は、結城が生きている限り近くにいてあげたいと言った。さらに節子は結核で冬が越せるかどうかだった。果たしてふたりの運命や如何に? たまたまNHKで1980年10月5日の山口百恵伝説のコンサートを見た後で観た。覚悟を決めた女性と言う意味では節子も百恵もダブるね。芦田伸介の渋い演技や松平健の登場など他の見どころもあったね。

重