怪談昇り竜

劇場公開日:

解説

昇り竜シリーズをモデルチェンジ、怪談と残酷を盛りこみ、エロチシズムを加え、新趣向で贈る第五作。脚本は曽根義忠と「監獄人別帳」の石井輝男の共作、石井輝男が監督。撮影は「昇り竜やわ肌開帳」の北泉成が担当。

1970年製作/85分/日本
原題:The Haunted Life of a Dragon-Tattooed Lass
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年6月20日

ストーリー

関東立花一家二代目、立花明美は渡世の義理により、剛田組々長を狙っていた。双肌に竜の刺青もあざやかな明美が、剛田にドスを振った時、組長の妹・藍子が間に入り、誤ってその目を切った。娘の目から鮮血が散る。その時、娘の可愛がっていた黒猫が明美に飛びかかってきた。猫は娘の血を舐めまわしていた。その後、喧嘩のかどで服役した明美は夜毎、黒猫にうなされた。やがて三年の刑期を終え、明美は出所した。その頃、谷正一が立花の客分となった。ある日、子分の信夫が、目から血を吹き出し、猫の形相に変わってドスで明美に向ってきた。明美は何かの因縁で呪われ始めていた。猫にたたられた信夫は死体となって木にぶら下った。死体には竜の刺青を入れた子分を順番に呪い殺すと、印されていた。一方、浅草に廻ってきた芝居小屋では女手裏剣投げが人気を集めていた。立花組の庭場をねらう土橋は手裏剣女が明美を狙っていると聞き込み、利用しようとしたが、逆に女が土橋の所へ転がり込み、自分を養ってくれと上り込んでいた。女は明美に対する復讐心を燃やしていた。卑劣な土橋組のやり方に怒りを爆発させた谷と明美は、土橋組に殴り込み、土橋を刺し殺した。邪魔者の居なくなった頃、盲目の手裏剣女は明美に向って、自分は剛田の妹だと名乗り、兄の仇として明美に対決を迫ってきた。

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