またまたあぶない刑事のレビュー・感想・評価
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80年代の日本が一番いい時代の映画です。 とにかく派手でやりたい放...
80年代の日本が一番いい時代の映画です。
とにかく派手でやりたい放題の印象。
気楽に見れます。
あぶでか
劇場版1作目『あぶない刑事』よりは署内の活気もあるし、会話のセンスもいい。使われているBGMも『黒いジャガー』をパクっているようで中々心地よい。女好きの二人だが、鷹山(舘ひろし)には結婚願望が強いなどといった会話もいい。ストーリーの中核を為すのは、国家機密法をなし崩しに成立させるための爆破計画であり、当時の社会風刺が効いている。アクションは少なめだが、内容が優れている。
セクシー大下とダンディ鷹山。今回ははじけている浅野温子の真山薫。山下署の刑事も「セックスをした」とか「高見山」とかで大笑いを与えてくれた。ボスの伊武雅刀が若く見えるし、子分の赤井英和はひょっとして俳優デビューのチョイ役で可愛い感じ。
仲村トオルがバズーカ砲を担いでどこまで走っていったのかと想像するのも楽しい。
ヒロインが合わないような・・・
暗躍する政府機関と、タカ&ユウジの刑事コンビが戦う物語。
当時の大人気刑事ドラマの劇場版です。
前作と比較して、アクションの迫力も、ギャグもキレを増している印象で、とても楽しめた映画でした。
ただ、面白さの割りにはやや厳しめの評価をしました。
理由としては2点。
まず、ヒロインをミスキャストに感じていること。宮崎美子は好きな女優さんですが、「危ない橋を渡るジャーナリスト」のような厳しさと狡猾さのある女性は似合わないように感じます。
もう一つは政治色が強い映画であること。私は、映画等に政治色があっても構わないと思っていますし、寧ろ肯定的に考えています。ただ、あぶない刑事はTV版、前作を含めて政治色が一切出てこなかった作品です。何も考えずに楽しめるアクション映画だっただけに、かなり違和感を感じてしまいました。
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