劇場公開日 2007年11月3日

「ガラケー時代の純愛」恋空 HILOさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ガラケー時代の純愛

2021年12月19日
PCから投稿

女子高生(JKという言葉が流行るより前の時代)が殺到してるらしいとの噂を聞いたので鑑賞。とりあえず邦画で感動出来るとは意外だった。新垣結衣目当てだったが三浦春馬の情熱的な演技が素晴らしく引き込まれた感じ。まあ原作のイメージでいえば新垣結衣ではなくサエコ(令和の現代なら身長153cmの杉咲花)だし(背が低くて地味で大人しいという設定)三浦春馬ではなく城田優かな(長身金髪ガングロのギャル男という設定)。まあ二人とも役のイメージには合ってるかな問題ないが。とりあえず原作を読んだが設定にかなり無理がある。 まるで韓流みたいなノリ。 恐らく原作者は中高年の女性と推測される(TV出演がないのが何よりの証拠)。 そんな中見る機会があったので退屈しのぎのつもりで鑑賞。 ふーん。結構いい感じ。泣かせる純愛なのに邦画伝統の浪花節じゃない。 テンポよいストーリーとカメラワーク。 そして見せ場でウルウルさせるシーン(これが自然な感じ)。 邦画で純愛で泣かせる映画としては珍しくお奨め出来る感じ。

HILO