劇場公開日 2007年8月25日

「私もコート・ダ・ジュールを走ってみたい・・・。」TAXi(4) 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5私もコート・ダ・ジュールを走ってみたい・・・。

2007年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シリーズ第四弾。前作は、ダニエルのタクシーからキャタピラが出てアルプス越えをするなど、おふざけが過ぎましたが、今回は、正統派(?)に戻って、コート・ダ・ジュールを大爆走します。

今回の大物ゲストは、ジブリル・シセ。その為か、サッカーボールをネタにした振りが随所に見られます。あとTF1のキャスター?なのでしょうか。彼もフランスでは有名人だと思うのですが(最後に名前がクレジットされていた)、日本人には判りません。

今回は、日本語吹き替え版が、当初から上映されています。ダニエル(サミー・ナセリ)はオリエンタルラジオの中田敦彦、エミリアン(フレデリック・ディーファンタル)は同じくオリエンタルラジオの藤森慎吾、ペトラ(エマ・シェーベルイ)は眞鍋かをり、そして、ジベール署長(ベルナール・ファルシー)は高田純次と豪華メンバー。でも、この映画はフランス語の雰囲気を楽しまなくてはと思ったので、私は字幕版を見ました。だって、眞鍋のペトラはちょっと合わない気が・・・。

ダニエルとエミリアンも、子供のお父さんに。いやぁ、なんだかなぁという気もします。今回は、ダニエルの奥さんリリー(マリオン・コティヤール)は出ていません。お父さんの将軍(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)は出ているんですけどね。

舞台はモナコまで広がっていますが、原点回帰と言う感じがして、TAXiの醍醐味を十分味わうことが出来ると思います。

勝手な評論家