劇場公開日 2007年3月10日

「青春映画で一番!」バッテリー りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5青春映画で一番!

2018年6月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

興奮

高校生らを主役にした青春映画をたくさん見て来ましたが、この映画が一番だと思いました。

真面目に作られているので、観客を学生だけを対象にした内容ではなく、大人も楽しめます。
野球が詳しくなくても見れて、野球シーンも本格的で物語に入り込めました。

親子関係もしっかりと描かれていて、大人が理不尽に子供を責めていたり、兄弟の片方だけに注意がいき過ぎていたり、将来のためと子供の好きなものを奪っていたり、いい勉強になりました。

子供自身の葛藤、友人との衝突など、様々なことが起こりますが、どれも詰め込み過ぎている印象はなく、それでいてちゃんと回収しているのが、すごいと思います。
バランスが素晴らしいです。

主人公の弟の青波くんも素直でとってもかわいかったです。もちろん、主人公の林遣都くんは演技上手でかっこよくて、他の作品をぜひ見たいです。

子供に見せるのに躊躇う過激なシーンがあるのは残念。ない方がいいとは思いません。早送りして見せて欲しいと思います。

映画には珍しく題名と内容が合ってるのも◎。バッテリーの成長が感じれてよかったです。

<5分カットあり>

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りりまる