劇場公開日 2007年2月10日

「久々に観たけど、おもろいコメディだわ。」Gガール 破壊的な彼女 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0久々に観たけど、おもろいコメディだわ。

2021年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

楽しい

当時観た時の印象はめっちゃ面白いと思った。
借りた時はこんなスーパーガールとは知らなかったから。

主人公マットの情けないスケベっぷりは中々のものでセクハラと言われても仕方ない事が連続する。
いきなり出会ったGガールをナンパする根性を見るにハートは強い(笑)
職場の同僚ハンナにフラフラと吸い寄せられるのもバカっぽくて主人公らしい。

ただ、要領の悪いマットとGガールのぎこちなさはやや過剰なもので、Gガールが正体を隠しながら、次第にその牙をむき出しにし始める過程は並の男好きでは済まないので笑ってしまう。
男性が服を破るのは無いこともない…が、いきなり上着を真っ二つに引き裂き、行為の最中にベッドが上下し破壊…。
こんなパワーのある女子と致して主人公は無事なのか?と言うツッコミは野暮か

しかしながら、超人的な力がある女性の嫉妬…マンガならよくある。
実写でやるとこうなる見本です。(笑)

怒らせれば、普通の女性でも相当怖いが、相手は超人…嫌がらせが度を越えている。
報復も凄まじい、恨みのパワーが凄すぎる。

直情的で瞬間湯沸し器のような怒り、嫉妬はストレートに飛び出すが故に笑ってしまう。

当初は正義のみかただったGガールも嫉妬に狂い始めると、作中の関係性も真逆になり、ジェットコースターの様に。

ただ、ハンナとGガールどっちが好みなのかは人によるので、Gガールの嫉妬心の強さの裏返しが元々の自信のなさ、ハンナについてはあざと可愛いので普通なのだが、ラストは中々の強引さで終着を迎える。

ラブコメディとしては突き抜けてると思うので興味が湧いた方はどうぞ。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)