劇場公開日 2006年12月23日

「人の中のシロとクロ」鉄コン筋クリート 凡打さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0人の中のシロとクロ

2014年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

漫画原作。
原作漫画が非常に面白かったので、かなり期待して見始めました。

非常に原作漫画に忠実で、シーンしだいでは原作よりも訴えかけるものもありました。
独特な絵柄でアクションに定評のある原作者の独特な世界観を作り上げていました。

主人公は暴力の溢れる宝町をナワバリにする「シロ」と「クロ」という二人の兄弟。
純粋な心を持つ「シロ」と、それに相対するように凶暴さを秘める「クロ」。
今作品のテーマは、人間の中に共存する純粋さと凶暴さなのではないかと勝手ながら、考えてしまいました。

また、主題歌のASIAN-KUGN-FU GENERATIONの「ある街の群青」がかなりいいです!
作品の世界観と相まって、素晴らしい余韻を与えてくれます。

凡打