リバー・ランズ・スルー・イットのレビュー・感想・評価
全53件中、41~53件目を表示
深夜、静かに観たくなる映画
生き方が違い、対象的な兄弟。しかし、心の何処かで互いを認め、憧れている心情が観てとれる。
そして故郷で父に教わったフライフィッシング、大人になった彼ら二人で笑いながらやってほしかった。
何か、心に残る映画でした。
糸は4拍子のリズムで投げる
モンタナ州ミズーリの大自然でフライフィッシング
1910年~ノーマンの半生記
先住民に対する差別のくだりはアッサリ
子供の頃の川のシーンがガサガサしているのはわざとなのか?
メトロノームで長老派流の釣りの技術を学ぶ。
博打で身を滅ぼす弟ポール
モンタナの自然の素晴らしさと家族愛を描く
フライフィッシングは経験ありませんが、渓流釣りの経験はあるので、映画の主役の一つがフライなので楽しめました。 渓流を中心とした周囲の自然が圧巻でした。そのような自然環境の中で、牧師を父に持つ家族の兄弟の成長が釣りとともに描かれてゆきます。個々の台詞に味わいがあって、年長者にも納得できます。演技陣も不満ありませんでした。大人の鑑賞に耐える映画です。渓流釣りが好きな方は必見です。
そして田舎の兄弟は違う道を歩む
厳格な牧師に育てられた兄弟。
そのそれぞれの人生の選択と歩み。
それをアメリカの片田舎の風景をバックに描く作品。
モンタナの田舎の風景はほっと安心できる。
自分に弟や兄がいる人は理解ができるかもしれません。
ハッピーエンドではないのだけど、都会にいついて
自分の故郷を省みていない自分にはつらい気持ちになる。
ああ、田舎に帰ろう。
変わり続ける人生の流れ、何も変わらない川の流れ
もしかするとこれと同じような境遇の家庭がどこかに存在しているかもしれない。
ありがちな家庭の形だ。
多数派の人々、いわゆる"普通の人々"に映画として焦点を当てるのは難しい。 なぜなら、ドラマ性が足りないからだ。
しかし、この作品やレッドフォードの処女作は評価が高い。
どうしてか?
映画は多くの人が観てこそ成り立つものだ、共感や感情移入しやすいからだろう。
実際、多くの人がこの兄弟と自分を重ねてみたはずだ。
そして、ノーマンによって語られる"人生観"も説得力がある。
確かに、壮大な大自然のカットや変わり続ける人生の流れと何も変わらない川の流れとの対比などは見物だが、"映画"として判断すると少々語り過ぎているように思う。
映画にとって台詞と言うのは深い意味を持つ。
言葉は物事の解釈を1つに決めてしまう力がある。
映画は映像が物語を前に進める。
だからこそ、"映像"が語るべきだ。
全53件中、41~53件目を表示