劇場公開日 1985年8月3日

「日々を生きるだけ」ランボー 怒りの脱出 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5日々を生きるだけ

2020年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

ベトナム戦争で負けた借りをランボーに擦りつけるように、ベトナム兵だけでは済まないソ連兵も次いでにとばかりに、アメリカの鬱憤を晴らすが如くの暴挙。

前作は本気でオスカーでも狙っていたのかと思われるスタローンの失敗、本作は軌道修正とばかりにヒット路線でジェームズ・キャメロンを迎えての有りがちなアクション映画へと。

トラウトマン大佐が上司とランボーの間で板挟みの中、正しい方向に行動する頼もしい存在としての逞しさ。

哀しみがまた一つ増えてしまっただけ、ランボーの後ろ姿が切ない。

万年 東一