劇場公開日 1996年7月13日

「「スパイ大作戦」の待望の映画化、トム・クルーズが活躍する正統派スパイ映画の佳作」ミッション:インポッシブル Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「スパイ大作戦」の待望の映画化、トム・クルーズが活躍する正統派スパイ映画の佳作

2021年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

テレビドラマ「スパイ大作戦」の装いを新たにした本格派スパイ映画。トム・クルーズ大活躍のアクションシーンが最大の見所。ジョン・ボイドとバネッサ・レッドグレイヴの演技で作品が引き締まる。個人的には映画化に感謝するのだが、大傑作にしてもらいたかった。音楽だけでも懐かしい。

「スパイ大作戦」には特別な思いがある。小学生時代の一番のお気に入りのテレビドラマだった。「ベン・ケーシー」「コンバット!」「奥さまは魔女」「ルーシー・ショー」「わんぱくフリッパー」「スーパーマン」「ヒッチコック劇場」「アンタッチャブル」「宇宙大作戦」「名犬ラッシー」など記憶にあるが、その中で特に「宇宙大作戦」と「スパイ大作戦」には夢中になった。小学6年生の時のクラスの催し会では、教壇を舞台にして友だち数人と寸劇を披露したことがある。脚本・演出を担当しのだが、例の指令の証拠隠滅でテープレコーダーが燃えるところを、火が使えない代用で煙だけでもと小麦粉を使用した。少し笑いも取ろうとして小麦粉をフェルプス役の友だちの顔目掛けて舞い上がらせたのだが、まともにかかり過ぎて劇が一時中断してしまった。どういうストーリー展開にしたのか全く記憶にない。他愛もない寸劇で終わって、その酷い演出だけが想い出に強く残っている。

Gustav