劇場公開日 1978年1月28日

「デ・パルマ版「めまい」⁉️」愛のメモリー 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0デ・パルマ版「めまい」⁉️

2023年8月13日
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この作品はブライアン・デ・パルマ監督にとって「ミッドナイト・クロス」と並ぶ最高傑作じゃないでしょうか⁉️加えて映画史上最高の "近親相姦" 映画‼️主人公は、16年前、妻と娘を誘拐されたあげく殺されてしまう。そして今、妻とそっくりの美女と出会い恋に落ちる・・・‼️デ・パルマ監督自身がヒッチコック監督の「めまい」にオマージュを捧げていると語っている通り、「めまい」でも印象的なスコアを提供していたバーナード・ハーマンがこれまためくるめく旋律を提供してくれていて耳から離れません‼️そしてヒロインを演じるジュヌヴィエーヴ・ビジョルドがホント美しい‼️この作品の10年前の「戦争は終った」と変わらぬ美貌だし、10年後の「戦慄の絆」でもあんまり変わってなかった‼️でもこの作品で最も印象的なのはカメラワークですね‼️ホントよく回ります‼️ 180度回転するカメラワークで16年という年月の移り変わりを描いたり、ラストの空港で抱き合う主人公とヒロインを中心に回り続けるカメラワークもホント素晴らしいですね‼️でもこの作品も近親相姦がテーマだし、「殺しのドレス」や「ボディ・ダブル」とか観てもホント、デ・パルマ監督って変態だなぁと思う‼️でもそんなデ・パルマ監督の変態ぶりが好きだし、そんなデ・パルマ監督にロマンを感じてしまうのは私だけでしょうか⁉️

活動写真愛好家