劇場公開日 1996年11月9日

「「嘘の塊」と「人間の愚かさ」」ファーゴ shinさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「嘘の塊」と「人間の愚かさ」

2020年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

おそらく正解はないだろうけど、限りなく正解に近いレビューを目にしたときは、それはわたしがこの映画に飽きるときかもしれない。それまで繰り返し繰り返しこの映画を観て、人様のレビューを参考に、出来るだけ正解に近いこの映画のメッセージを理解できるようにしたい。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

何か強烈なメッセージを感じるのだけど上手く言い表せない。出来るだけ、自分の言葉で感想を綴りたいので、人様の感想、レビュー、考察は読まないようにしているのだけど、もっとこの映画を知りたい、理解したいと思っている以上、そろそろ参考がてら見てみようと思う。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

ささやかなことに幸せを感じる私たちって素敵よね、と素朴さに満足してしまう夫婦も、見方によっては十分間抜けだ。だからといってそれが悪い訳ではないのだけど、どこか皮肉を感じる。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

ささやかなことに幸せを感じる私たちって素敵よね、と素朴さに満足してしまう夫婦も、見方によっては十分間抜けだ。だからといってそれが悪い訳ではないのだけど、どこか皮肉を感じる。

画面いっぱいに映し出される”Accordion King”のポスター。何か意味があるのだろうか。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

わかって貰えると思うが、もちろんキャストを馬鹿にしているわけではない。役作りとして終始徹底しているはずだ。シェフだって十分間抜け面だし、シェフとカールの騒動にクレームを言いにきたホテルの隣人も間抜け面だし、ゲアが殺した警官を目撃した車の中の人も間抜け面だった。おそらくこの映画のテーマと思われる、わたしが勝手に解釈しているテーマ「人間の滑稽さ」がとてもよく伝わる。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

行動言動が間抜けなところも目立つ。身代金の話をでかい声で喫茶店で話す間抜けぶり。その喫茶店の女性店員も間抜け面だ。駐車場の料金所の男性二人も随分な間抜け面だった。クラブのエスコートガールももちろんだし、極め付けは何を言いたくて通報したのか分からないモーラという男性。間抜け面かどうか顔はよく見えなかったが、話し方がこの上なく間抜けだった。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

誘拐犯の二人ももちろん、彼らと寝た娼婦二人。やたらカールを「変な顔」と変な顔をした娼婦が連呼しているところが笑える。マージやノームも本当にどこか間の抜けた顔だし、早朝の電話から事件現場に直行すべきなのに、悠長に朝食を取る間抜けぶり。マージの同僚警官も皆間抜け面だ。コーヒー片手に現場検証。間抜け過ぎる。警官のくせにカープレートのDLRの意味も分からない。

shin
shinさんのコメント
2022年2月9日

また観てしまった。何でこの映画にこんなに惹きつけられるのか分からない。見るたびに新しい発見があるわけでもない。いまこの映画のレビューにタイトルを付けるとしたら、「全員間抜け面」だろう。ジェリーはもちろん、妻のジーン、息子のスコティ、義父のウェイド。ジェリーが働くディーラーの上司。ローン会社ライリーの声だけでも間抜け面が目に浮かぶ。

shin