劇場公開日 1996年6月15日

「【”私がアンタの罪を洗い流して上げる・・”と言って、彼女は引金を引いた。初期、岩井俊二監督の、グロテスクだが、抒情的でファンタジックな作品。】」PicNic NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”私がアンタの罪を洗い流して上げる・・”と言って、彼女は引金を引いた。初期、岩井俊二監督の、グロテスクだが、抒情的でファンタジックな作品。】

2022年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

ー 精神病院へ入院することになったココ(CHARA)は、そこでツムジ(浅野忠信)とサトルに出会う。
  病院の規則で塀の向こうに行けない彼らは、塀の上を只管に歩く。
  そして、サトルは途中で堀から落ち、ココとツムジは、教会の牧師から聖書を貰う。ー

・今作から、その後の岩井俊二の世界観は、仄かに伺われる。

・但しツムジが殺した先生のグロテスクさ、観念的な世界観は観る人によっては、受け入れがたいかもしれないな、と思った作品。

・今や、邦画の大家であるが、若き時にはアーティスティックだったのだなあ・・。

・登場人物3人(一人は敢えて名を記さない・・・)のその後の運命を考えると、暗示的な作品でもある。

NOBU