劇場公開日 1989年7月8日

「プレイボーイも文化です」愛と平成の色男 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0プレイボーイも文化です

2020年12月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

萌える

昼はエリート歯科医、夜はクールなサックス奏者。
不眠症で、自分をぐっすり眠らせてくれる美女が現れるのを待っている。
画に描いたようなプレイボーイと、彼を取り巻く美女たちが織り成す恋愛模様。

バブル真っ只中に作られた、如何にもなバブリー・ラブストーリー・ムービー!
おシャレでイカしたトレンディな雰囲気を狙っているんだろうけど、今見ると何もかもズッコケ、時代錯誤で笑えてくる。
当時はこれが当たり前だったのか…?
いや、監督は後の名匠・森田芳光。当時だって敢えてやり過ぎを狙ったのだろう。これを本気でやってたら、精神病院行き。

石田純一の本格映画初主演作。キザで浮いた台詞のオンパレード。演技が拙くてもこんな台詞がハマるのも、彼ぐらい。なるほど、後年あの迷言飛び出すわな。
若き鈴木保奈美、武田久美子、財前直見、これがデビューの鈴木京香ら美女たちが華を添え、羨ましいくらい色男に群がる。

バブル時代、小学低学年だった自分はあまりこの時代の記憶は無く、映画などで見るくらいで、新鮮といっちゃあ新鮮だが、
でも、面白くなかったけどね。

さてさて、今だったらどんな色男?
やっぱし、胸キュン令和のイケメン王子、とか…?

近大