劇場公開日 1986年3月8日

「愛と哀しみの果てじゃなく、アフリカから」愛と哀しみの果て hoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5愛と哀しみの果てじゃなく、アフリカから

2024年2月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大作ゆえそれなりに丁寧に作られており、見所は沢山あるのだが、淡々としていて長い。そして、その長さから、視聴者はこの映画では何を見ればよいのか、見失う。

見失わないためのポイントは下記
.冒頭にカレンが「デニスはもしかして、、」と回想するが、もし、最後にデニスと再会できていたら、そのもしかしてに何という言葉が入っていたのか、或いはカレンが何を考えていたかを想像する。
.カレンはアフリカでは何も得なかったと回想するが、信頼や何かを変えたり、残したり、沢山得ているのだが、契り以外は得たものに入らない人格なのか、と想像したり。
.デニスのような野良男が格好良いなんて時代があったのだろうが、男目線では全く感化されない。という事はこの映画は女向けか、と想像したり
.アフリカを舞台に恋愛を描いてるが、実は逆でアフリカを伝えたのだろうなあ、と感じたり。

そんな事を頭の片隅に置きながら観ると迷わないと思います。

良い作品とは思うが、色々な意味で現代の感性ではちょと古いかな。

ho