劇場公開日 1986年12月6日

「トム・クルーズ(40年間、輝き続けるハリウッド・スター)」トップガン 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0トム・クルーズ(40年間、輝き続けるハリウッド・スター)

2022年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

デビューから40年。
彼ほど人気の落ちない、輝き続けているスターを知らない。
来日20数回。
狂人的なプロモーションをこなして笑顔を振り撒きファンを魅了する。
そのサービス精神と疲れを知らないタフな精神と肉体。
ともかくハリウッドの第一線でスターであり続けている。

Top Gun
1986年(アメリカ)
監督はリドリー・スコットの弟のトニー・スコット。
ピート・ミッチェル(トム・クルーズ)は海軍パイロット。
海軍パイロットの中でたった1%の20名の精鋭・・・
それがTopGun。
カリフォルニア基地での5週間特別訓練を受ける中で
年上の教官と恋をしたり、
チーム(コールサイン:マーベリック)を組んだレーダー要員のクーガーを亡くしたり、
父親のパイロット・デューク・ミッチェルの死の本当の原因を知ったり、
成長して行く過程が描かれる。

アメリカ海軍(空軍でないのが、私には解せなかったが、空母エンタープライズに
所属するパイロット部隊とでもいう事だろうか、)
後半の目玉シーンとも言える敵機撃墜の空中戦闘シーンは、40年近く前の
撮影技術なので、派手さはない気がする、スピード感もさほどではない、気がする。
(わたしがジェット戦闘機にまるで無知なので、気がするとしか書けないくて情けないが、)

ラストでピートは領空侵入してきた敵機・3機を撃ち落とす離業をやってのける。
米海軍の過去40年間の空中戦で3機の敵機撃墜記録を持つ唯一のパイロット。
それがピート“マーヴェリック“ミッチェル海軍大佐(40前は大尉でした)なのだ!
という事で、40年後の次作「トップガン マーヴェリック」に
ピートのヤンチャ伝説は受け継がれるらしい。

余談ですが今回3度めの鑑賞となりました。
1度目は物凄く感動しました。
教官(ケリー・マグギリス)とのラブ・ロマンスの部分に特化して観てた感じ。
今回久しぶりに観まして、ケリー・マクギリスとのラブシーンって、
ホント短かったし薄かったです。
(私の記憶では濃厚ラブシーンの筈でした、笑)
当時、私のまわりではケリーがブスか?美女か?論争が起こってました。
ブス(ごめんなさい)支持が多かったんですよ、男性陣に。
私はケリーの年上女性特有の色気むんむんにやられて、美女派でしたが、
今回見て、撮影角度次第でひどいおブスショットが見え隠れして、
成る程とあの時の論争を納得したのでした。
トム・クルーズが海軍のフライトジャケット(MAー1というらしい)で、
バイクにまたがり、教官の元へひた走る時にかかる
ベルリンの「愛は吐息のように」
これも今回聴くと本当に短い。この曲大好きでした。
(まったく記憶ってなんなんでしょうね)
という訳で、懐かしく観終えることが出来ました。

琥珀糖
セロファンさんのコメント
2022年10月29日

琥珀糖さん
40年間輝き続けるスター。本当に凄い事ですよね。来日の度にテレビで彼のファンサービスを目にしますが、ファンを大事にする様子に感動してしまいます。正に真のスターですね。

物凄く感動した映画も暫く経ってから観ると・・・?って事ありますよね。ホント記憶ってなんなんでしょうね(^^)

セロファン
LaLaさんのコメント
2022年10月24日

琥珀糖さん
3度目の鑑賞なのですね。
私は、公開時に観ましたが
メグ・ライアンが可愛くて
ファンになったものです。
レビューしていませんが(^^ゞ
トム様、カッコいいですね。
テーマ曲も大ヒットしました。

LaLa
とみいじょんさんのコメント
2022年10月21日

琥珀糖様

コメントありがとうございました。
私の方こそよろしくお願いいたします。

レビューを拝読して、映画がありありと目の前に蘇りました。
 『トップガン マーヴェリック』も。ああ、ペニーの家、既視感があったけど、そういうことでしたか。気が付きませんでした。教えて下さりありがとうございます。
 トム様の狂人(と変換しようとしたら強靭も出てきました。紙一重?)さも。
本当にすごい人です。

また、レビューを楽しみにしています。

とみいじょん
CBさんのコメント
2022年10月19日

> 監督はリドリー・スコットの弟のトニー・スコット。
へええ、そうなんですね。おかげで、知識増えたわ〜

自分は「楽しい映画か?」と聞かれたら「イエス!」 「カッコいい映画か?」と聞かれたら「イエス!(大声)。「記憶に残る映画か?」には「…」 だって、ちっともストーリー覚えていないんだもの。映画の存在自体は、絶対消えないほど鮮明な記憶なのに…

CB