劇場公開日 2000年4月15日

「サイコさんを分析捜査するという楽しみを視聴者に見せる」ボーン・コレクター Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0サイコさんを分析捜査するという楽しみを視聴者に見せる

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

興奮

知的

総合:80点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 65

 いかれたサイコ野朗を、頭はいいがベッドの上で身動きできない男が美女を使って追い詰める。「羊たちの沈黙」と似ているが、凶悪殺人鬼で刑務所暮らしのレスター博士と違って、デンゼル・ワシントンは正義の味方の警察官の元教官。プロファイリングやら証拠からの捜査の組み立ては楽しめる。犯罪の異常さでグロさが引き立ち緊張感があるのもいい。
 その犯罪行為から異常な犯人像がわかるが、彼の目的のための行動としてはちょっと弱いかな。本当の目的のためには彼のあまりにたくさんの殺人はあまりに危険が大きく、最終的な目的達成の前に逮捕されたらどうするつもりだったんだろうと考える。最後の展開もちょっと急すぎると感じた。

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Cape God