劇場公開日 2000年7月15日

「ナイト・シャマラン脚本で突っ込みどころ満載!しかし主人公は可愛いのではまってしまうでしょう。」スチュアート・リトル 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ナイト・シャマラン脚本で突っ込みどころ満載!しかし主人公は可愛いのではまってしまうでしょう。

2009年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 とにかくハートフルなストーリーで良くも悪くも毒がない。脚本がM・ナイト・シャマランということで意外な反面、最近の駄作のルーツを見る思いもしました。
 この手のSFチックな話には、お約束ごとが多くて困ります。
 なんでネズミが話せるの?どうして、孤児院にネズミがいて、養子をもらいに行ったリトル家のパバやママは、ペットとしてでなく、正式なわが子として引き取るのか、全く説明できません。
 弟ができるものとして期待していたジョージが唯一まともで、人間の言葉が話せるネズ公が今日からキミの弟だよと言われてもむくれるのが当たり前です。

 それに飼猫のスノーベルもひがんでしまうのも当然。ネズミのスチュアートは人間と話が出来ても、なぜかネコ族は話が出来ません。そしてスチュアートがリトル家の家族になったということは、スノーベルにとって、ネズミがご主人様の一員のなってしまったのです。ネコ族の歴史の中で、ネズミに飼われるネコなんて聞いたためしがありません。
 スチュアートは、近所のつきあいあるネコたちにこのことがバレれば、恥とばかりに隠そうとします。

 スチュアートは白無垢の愛らしいペルシャ猫ながら、スチュアートを喰ってやろうとするときの目つきは、不気味でした。スチュアートの窮状を知った仲間のネコたちが、スチュアートを捕まえようとミニチュアカーに乗ったスチュアートを追いかける「カーチェイス」シーンが面白かったです。

 とにかく冒頭のお約束ごとに違和感を感じずスチュアートのかわいさや性格の良さににはまる人なら、きっと続編の2も見たくなるでしょう。
 何で?と思う人は、最後までほぼ先が読めるストーリーにゲンナリするかもしれません。その分ストーリーは分かりやすくて、家族で楽しむホームムービーとしてはいいと思いますよ。

流山の小地蔵