劇場公開日 2006年7月8日

「西川監督作品、迫力に圧倒、脇役にも光る俳優陣」ゆれる かずさんジージさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5西川監督作品、迫力に圧倒、脇役にも光る俳優陣

2021年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

「すばらしき世界」を観て感動し、他の西川監督作品を観たくて借りて観ました。
2作目とは思えない、すごい迫力を感じました。
人の記憶はその時の感情で曲がる、そう考えると裁判も自白も人が発した証言も、すべてが無になってしまう。そう思えてしまいました。
それだけに、状況証拠や人の言葉だけを信じて裁くというのは、注意しなければならないと思いました。

兄弟とは、子供の頃から一緒遊んで成長すると、いつしかお互いのことを妬んだり、羨んだり、糸が絡んでしまうのか。だけど、この作品ではラストシーンでちゃんと光が見えてくる。私には希望の光に見える。

かずじー