劇場公開日 2018年7月21日

「レイブンが格好いい」ストリート・オブ・ファイヤー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0レイブンが格好いい

2017年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

序盤に登場するリーゼントのチンピラ集団にボンバーズのバイカースタイルやドゥーワップな黒人グループと50'sなLOOKが間違っていない良い描写。

ボンバーズの「乱暴者」ヨロシクな格好良さと乗っているチョッパー群も最高にイカしてる。

特にW・デフォー演じるレイブンが服装から雰囲気も抜群にヤバいし「ラブレス」でも50'sなバイカー役を演じていた。

しかし50'sスタイルなロックンロールから逸脱したD・レインのオープニングからラストのステージに曲はかなり頂けない。

映画全体のLOOKは素晴らしいが80年代の一般ウケする音楽にダサい演出はテンション下がるし黒人グループも前座で変貌し過ぎ。

「ウォリアーズ」や「クロスロード」にしても監督のW・ヒルは間違った方向に進んでしまう傾向が有りがちな残念さ。

80年代ハードコア・パンクのバンドFEARのボーカルがレイブンの側近役で出ていたのにはびっくりした。

序盤から最後まで女男なマッコイの図々しさが観ていてイライラしてしまう。

2018/7.21
やはり名作/傑作な作品は映画館で観ると数倍に増して面白く興奮度も上がりマクりで最高だった!!

大画面スクリーンにデカい音量で体感すると80'sな音楽も味があり印象も変わり寧ろ良く感じエンディングの曲に感動したりW・ヒルは50's路線まっしぐらに撮ろうとしていた事実も解った結果本作は最高な50'sで80'sヨロシクなロックンロール映画だった!!!

万年 東一