メメントのレビュー・感想・評価
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レビュー
斬新な設定と物語の見せ方。常に謎や疑問があり、考えながら引き込まれていき、引き込まれるからまた謎が気になるといった形で気づいたら夢中になる映画。終わったら程よい頭の疲労感があり、計算しつくされている印象。一度は見るべき映画のひとつ!!
おもろい
久しぶりに観入った映画だった。
時間が遡る構成が話題となってたけど、その構成の斬新さだけじゃなくて内容も満足だった。
初見と2回目以降で違う面白さがある。
ラストはいい意味で裏切られた。ラストの展開によって、映画全体で何が真実なのかは観る人に委ねられている部分があるのかなと思う
THE映画
小説では決して再現できない、THE映画と言っていい作品でした。
時系列が真逆で進むため、あやふやになることが何度もあり、なかなか頭が混乱する映画でした。
何度も見れば見るほど理解していける映画ですね。
一度見ただけじゃ理解し難いと思います。
結果、記憶がなくなるのをいいことに利用し合う人間達、自分自身の記憶障害すらを利用する主人公。
複雑で悲しい物語でした。
ハッピー要素はゼロでしたね。
以前字幕で見た際にすごく面白いと感じたのですが久々に見返して見たら、そこまででした。
見終わった後に頭にどしんと重くのしかかるような複雑な話でした。 今...
見終わった後に頭にどしんと重くのしかかるような複雑な話でした。
今まで観た映画の中で1番頭使いました。
時系列を遡る映画でこれがあそこに繋がってだからああなってっていう確認の連続なのでまあ観ていて飽きません笑
もう一回見た方がきっと理解できるのだけれども、少し時間置いてからまた見たいです(考えるのが疲れる笑)
「記憶は自分を確認するためのものだ」
私も日々の生活の中で「あれなんでこんな事したんだっけ…」となることはたまーにあるのですが(冷蔵庫に冷凍のひき肉を入れてしまったり笑)
そういったことが連続してあると自分を疑うし、こんな事知らずにやった自分に恐怖すら覚えます…
主人公は忘れる恐怖に毎回付き合うとなると普通記憶してる人だと辛いと感じる感覚が、忘られることでその感覚すらないとなるとある意味幸せなのか、、その分周りが辛いだろうけど…
しかし、サミーの話で彼は記憶障害なのに調査員のレナードに会った時、前にも会ったような目をする。普通の生活が送れないことに恥じて少しでも普通の人と同じように振舞おうとする姿勢があるということにやるせない気持ちでした…
難しいけど面白い!
まず、話の流れについて。
あまり馴染みがない描写方法ではあったが、最初はまだついていける気がする。しかし、中盤からラストにかけて若干混乱した。細かい話まで理解しようと思うと一度見るだけでは理解が難しいと思う。しかし、主人公への感情移入はしやすい。記憶がないことによる主人公の混乱が体験できるようになっていておもしろかった。
次に内容。
サスペンスでありながら人間ドラマだなぁといった印象。人間の醜いところとか弱いところがよく描かれていると思った。描写も相まってなぜこうなったのかに強く引き付けられた。個人的に最後に殺すことを決意したときの主人公の台詞は心に残った。
メメントとは
うん、これは凄い
なんというか発想がね
時系列を遡ってくという…
知り合いや主人公でさえも信じられない状況でこの謎をどう暴くんだろうとか思ってたけど、解決というよりもこのスタートがあってということはこの人はアレでみたいな感じになる
やばいよ
メメントやばいよ!難解過ぎて1度普通に観ただけじゃ完全に理解出来無かった。色んな人の解説読んだあとに改めて考えながらもう1度観たらあらなんて切ない。ネタバレに近いことするならこれはシャッターアイランドのハイレベル映画ってとこじゃない
唯一無二
15年ぶりくらいに観たけど、やはり面白い!と言うかよくこの手法を考えついたよなと感心させられる。
脚本、演出が素晴らしい。
時間を遡り起こった事を記憶していかないといけないので頭がこんがらがり、2時間眉間にシワ寄せたまま一瞬足りとも目が離せないので見終わるとかなり疲れる。
インスタント写真が鮮やかになって行くと同時に白黒がカラーになり時間軸が重なるところがとても好き。
そのままの流れだと別に難解でもないのに遡るだけでこんなにややこしくなるのかと、そしてこのやり方はもうメメントでしか出来ないと思うと唯一無二の作品だと思う。
クリストファーノーランは他の作品を観ても難解なものをエンタテイメントにして見やすく2時間にまとめてくれるので毎回乗れる。
さらに4年ぶり2020年9月に「TENET」公開のタイミングで
観ました。
たぶん今まで殺人を繰り返してるだけの男くらいにしか
理解出来てなかったけど、やっと100%理解出来た。
主人公の生きる意味と女の復讐が重なってたのか!
しかし、その都度自分がどれだけ理解出来てたのか
記憶がなく、また改めて面白い自分に主人公と同じ病
なんじゃないか?と思ってしまった。
何度でも観られる
頭を使って観る映画。
積極的に映画を観たい時にオススメ。
観る度に新たな伏線や設定に気付く緻密な作り込みに感動した。
ただ、設定や構成の複雑さが面白いだけで無く、テーマや中身も見応えバッチリ。
最後には、なんとも言えない虚しさに襲われて、悲しみのやり場に困る。
複雑に絡み合う登場人物それぞれの視点から、何度も観てほしい。
期待したわりに
レビューが良くレンタルショップでもおすすめされていたので期待して見たが、そのわりには展開が分かりづらく、結末も最後の最後にバタバタっと考えられたかのような印象だった。最終的に、登場人物の関係性が見えてこない点も多く、もやっとして終わる。
ただ、このような時間軸で遡っていくように展開される映画はあまりないと思うので、そこはおもしろかった。
天才的アイデア
この逆再生というアイデア。
一体他に誰が思いつくだろう。
時系列順に観ると
なんてことない物語なのに、
見せ方次第でこうも変わるのか。
さすがはクリストファー・ノーラン。
しかもコレが
自身2作目というのだから恐ろしい。
天才と言わざるを得ない。
難しかった
記憶のなんと曖昧なことか
サリーの話がレナードの事実の書き換えだとしたら、それは記憶があるが故に起こってしまったことだと思う。
妻を殺した記憶、さらにはいくつもの殺人を行った記憶を認めないために、無意識的に記憶をすりかえ、“記録”をしない。
記録は確かな情報として自分の手元に残るが、記憶は曖昧で自分自身にとってさえも不確かなもの
でも記録だって全てじゃないし、レナードが“復讐を果たした”という記録さえ残せばこの悲劇はなかった。
レナードはこれからも同じように人に利用されて人殺しを続けていくのかな…それはすごい悲しい
この映画のもう一つ悲しいところは、誰もが金や欲のために人を利用していること。
結局、"愛"のために行動してたのってレナードの妻だけじゃない?
まあ、その愛故に死んでしまったのだけど。
レナードもテッドもナタリーも、みんな金のために行動してる。"愛"が行動の理由として1番下に置かれてる。これが1番悲しい。
解読のために見返したけど、そう何回も観たい映画じゃないなあ
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