劇場公開日 2001年11月3日

「点と点が線になる快感を味わえる」メメント といぼさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0点と点が線になる快感を味わえる

2019年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

殺された妻の復讐をするために犯人探しをする記憶が10分ほどしか持たない男が主人公。時系列がバラバラのストーリーを見ながら、観客も主人公と一緒にちぐはぐな記憶を繋ぎ合わせながら物語の真相に迫っていくという構成になっています。

複雑に入り組んだストーリーなのに難しすぎず、最後には「そういうことだったのか!」と驚いてしまう。序盤の謎が段々と解けていく爽快感がたまりません。ストーリー序盤から時系列ラストを見せられ、「どうしてこういう展開になるんだろう」と考えながら見ていて、物語終盤まで分からないままだけど、ラストの5分で大どんでん返しが起こる。

今まで見てきた映画の中でもトップクラスに緻密に練り込まれたストーリーと驚きの結末でした。

また最初から見直します!

といぼ:レビューが長い人