劇場公開日 2001年6月9日

「少年なら誰だって・・・」マレーナ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0少年なら誰だって・・・

2020年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「ませガキ!」と言ってしまえばそれまでだが、レナート少年の年上女性に対するはかない想いと甘美な妄想とが上手く描き出されていた。しかし、単なる「少年の性への目覚め」のような作品ではないと思います。

 エロチックな妄想の他にも、レナートと家族とのやり取りがユーモラスに描かれていて物語を引き締めて完成度の高い作品です。その中でもイタリアの性教育ってすごい!と笑ってしまいました。

 一種のストーカーのような行動には現代社会では引いてしまいますが、戦時中の荒んだ民衆の心の中にあるからこそ映画として成り立ってるのでしょうね。映像的にも美しい海辺の風景と街中での空襲のシーンがアンバランスでゾっとさせられました。それにしてもさすがはトルナトーレ監督、泣かせてくれます。(女性の方はひいてしまう?)

kossy
NOBUさんのコメント
2022年3月8日

今晩は。
 モニカ・ベルッチが観たくて、昨晩鑑賞したのですが、とても良く。
 えーっと、コメントだからすぐ消えますよね。
 45歳を越えて、読書量が激減しました。(前も書きましたが老眼です。)
 睡眠時間は変わらず、3時間なので、必然的に映画を配信で観る時間が増えました。コロナ禍になってから”N"に加入し、一通り観たので、”W"に変え、一通り観たので”U"に変えたら、ビックリ!あら不思議。観たかった映画の6割が配信されている。新作も399円かかりますが、多数あり・・。
 けれども、映画は映画館で観る基本姿勢は変えたくないな。。、と思っています。では。返信不要です。

NOBU