「【”The Origin Of Love”劇中の全てオリジナルのパンク・グラム・フォークロックの格好良さが半端ない作品。ジョン・キャメロン・ミッチェルの畢生の一作でもある。】」ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”The Origin Of Love”劇中の全てオリジナルのパンク・グラム・フォークロックの格好良さが半端ない作品。ジョン・キャメロン・ミッチェルの畢生の一作でもある。】

2021年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー ”6インチから5インチ消えて、残った怒りの1インチ!”ー

・ベルリンの壁が崩壊する前に東ドイツで生を受けた、ハンセル。
 ”東と西の間に・・、奴隷と自由の間に・・”生まれたハンセルの半生。

・西側の軍人と恋に落ちたハンセルは、性転換手術を受けるが、当時の東独逸の医療では・・。
が、ヘドウィグと名を変えたハンセルは売れないツアーをアメリカで続ける・・・。

・少年だったトミーも、連れてツアーに出るも、・・トミーは、ヘドウィグから離れ、ヘドウィグの曲でスターになるも・・。

◇ヘドウィグを演じた、ジョン・キャメロン・ミッチェルのウイッグの金髪を振り乱しながらの、歌唱シーンが”本当に男性ですか!”と言う程、美しく、エロティックで・・。
 そして、ウイッグを外し、黒髪で歌う姿。

 <今作の元になったミュージカルも手掛け、今作でも、監督、脚本、楽曲製作にも加わった、ジョン・キャメロン・ミッチェルの才気煥発作品である。
  ヘドウィグは、自分の片割れを、ツアーの中で見つけたのであろうか?
  きっと、見つけたんだよね。>

NOBU
talismanさんのコメント
2021年9月7日

NOBUさん、ご覧になったんですね!なんか嬉しいです。永遠のテーマがいっぱい入っているから古くさくならない内容で映画だと思います!

talisman