劇場公開日 1997年5月17日

「アクションのないトムも素敵。キャストも◎」ザ・エージェント TOMOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アクションのないトムも素敵。キャストも◎

2022年6月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

トップガン・マーベリックを観て、またトムへのお熱が再燃!あらためてトムの作品を見直してみてます。
スポーツ選手のエージェント会社のエリートだったが、成功を重ねるほど、理想とは異なる自分の姿に嫌気がさしてくる。そんな中、理想や在るべき姿を会社に提言したことが、元でフリーになり、恋人や取り巻く人間関係も大きく変わった。それによって人としても成長していく。
社会人生活が長くなった今観ると、昔とは異なる思いとなると感じた。
理想を追い求め、提言するのは簡単なことではなく、理想と現実は異なるのは当然のこと。しかし、それまでと異なる環境に身を置くことで、限界のその先で新しい自分を見出すことも出来るかもしれない。
最終的にはジェリーは、その理想を手に入れることができた。後半、二人三脚で歩んできた唯一のクライアントのフットボール選手の成功の時は感動が止まらなかった。その時のトムのお芝居がとても自然で、素敵で、更に涙を誘った。
アクションの全くないトムも素敵でしたよ。子役の男の子がまた本当に可愛くて!トムの父親としての一面も垣間見れたようで、それも嬉しかったし、何よりレネー・ゼルウィガーのナチュラルな可愛さもとても良かった。
時間が経ってからまた観たい作品です。

TOMO