劇場公開日 1997年5月17日

「気楽に楽しめるアメリカ映画らしい楽天的なコメディ映画」ザ・エージェント Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5気楽に楽しめるアメリカ映画らしい楽天的なコメディ映画

2021年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

トム・クルーズが楽しんで演じて余裕が感じられて、アメリカ映画らしい楽天的な映画作りの親しみの持てる作品。プロスポーツ選手とエージェントの組み合わせの脚本作りの狙い目が良く、興味深く観られる。残るは表面的な可笑しさやオーバーアクションだけではなく、心に深く入り込む人間賛歌があればと欲を言えばキリがない。キューバ・グッディング・ジュニア演ずるアメフト選手のキャラクターがいい。これこそ儲け役の典型例。彼の家族の描写は、肉親愛が溢れたファミリーそのもので黒人社会の絆の強さを窺わせる。良く出来た喜劇映画として佳作。

Gustav