劇場公開日 2004年4月24日

「演技力!」コールド マウンテン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0演技力!

2020年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 たくましい女性レニーがオスカー女優となったのもうなづける。メソッドアクティングによる体重調整のみならず、『ブリジットジョーンズの日記』では見事なイギリス英語で、今回は南部なまりを大げさに発音しているのだ(正しい南部発音かどうかは知りません)!他の脇役陣も名演技でした。特にフィリップ・シーモア・ホフマン!笑わせてくれます。

 映画全体とを見ると心理描写が少なく、南北戦争の恋愛叙事詩という感じでした。中でも自然描写が素晴らしく、アメリカ南部というと暑いイメージだったのが完璧に覆されるほど冬の情景が美しく冷気が漂ってくるのだ(館内の空調もおかしかったのだが・・・)。ストーリーは読めてしまう展開の上、これでいいのかと思わせるラストになり残念だった。

 戦争に対する捉え方として、兵士の悲惨さよりも待つ側の女性たちの生活苦や寂しさをメインにしてあったことには好感持てますけど、爆撃や銃撃戦の迫力が最初だけであることに疑問を感じました。悲惨さがイマイチ伝わらないのですよね。

〈2004年4月映画館にて〉

kossy
りかさんのコメント
2024年1月16日

こんばんは♪『無垢なる証人』にコメントありがとうございます😊

レニー•ゼルウィガーの力強さ、ですか?ニコール•キッドマンは、お嬢様育ちの設定で迫力薄〜❗️
ジュード•ロウ、カッコいいですが、せっかく帰って来たのに、
ハッピーエンドにして欲しかったです。未レビュー🦁

りか